2017/06/25 第4回スパトレイル〔四万to草津〕KTK38K 地域のみなさんの応援が力になりました
2017/06/25に群馬県で行われた
第4回スパトレイル〔四万to草津〕に参加してきました!
地域の方が温かいサポートに触れられた、とても良い大会でした。
※かなり長くなってしまいました。
お時間のあるときにどうぞ!
レース総括
私にとって2回目のトレイルレースになりましたが、38.8km(ほぼフルマラソンと同じ距離)を走ってきました!
前回のレースでは、前半飛ばしすぎて途中で両ふくらはぎを攣り、へろへろの状態でゴールをしてしまったので、今回の目標は「最後までしっかり走って5時間を切ること」
上位の人達に必死にくらいつきながら走っていたので、たくさんのことを学べたレースでもありました。
(本当にずっと一緒で鬱陶しくてすみませんでした)
72Kが同時開催だったため、なぜか38Kと聞くと短く感じる魔法にかかりましたが、実際はほぼフルマラソンと同じ距離。
トレイルランの最長記録を更新しました!
レースの2週間前に実施した飯能~西吾野トレイルと4月末に実施した高尾山~陣馬トレイルの練習の成果をしっかり出せたレースだと思います!
大会結果
KTK38K | 女子総合の部 |
---|---|
タイム | 4:55’XX |
◇高度とペースのグラフ
登りではペースががくっと下がっているところが多いです。登りはレースプランどおりほとんど歩いて登りました。
◇ラップ
平均ラップは7'56、平均心拍数は168でした。心拍数が序盤のほうが高いのはペースが速いのと、アップをせずにスタートしたためだと考えられます。後半のラップと心拍数をみても、ラップタイムと心拍数は大きく関係しているようですね。
レース内容
天候
群馬県中之条
時間 | 降水量 | 気温 | 風速 |
---|---|---|---|
10:00 | 0.0 | 22.3 | 0.6 |
11:00 | 0.0 | 22.5 | 0.6 |
12:00 | 0.0 | 23.4 | 0.3 |
13:00 | 0.0 | 23.2 | 1.3 |
14:00 | 0.0 | 24.0 | 0.7 |
15:00 | 0.0 | 23.7 | 1.2 |
当日の早朝は雨が降っており、朝5時にスタートした72Kに出場された方は雨の中のスタートでした。
しかし、日が昇るにつれて雨はあがり、38Kは基本的に曇りの中でのレースでした。
ねりまでもそうでしたが、曇り~小雨のレースは結構相性が良く、今回も天候的には走りやすかったです。
コース全体
38Kのコースは、72Kのコースの途中から合流するコースで、「いいとこ取り」のコースらしいです。
序盤に一気に下って、中盤は細かいアップダウンが続き、終盤はゆるゆると登り続けながらゴールとなります。
このコースで注意すべきなのは「前半の下りで飛ばしすぎないこと」だとスタート前に、大会プロデューサーの鏑木さん・松本さんから参加者に向けてアドバイスをいただきました。
それを受けて今回自分で組み立てたレースプランは
序盤 焦らずに良いペースで下る。スピードが出ても抑えすぎない。
中盤 力を使いすぎない。登りは基本歩く。
終盤 ラスト5kmから勝負。走りきってゴールする。
というものでした。
【スタート~第3エイド(12.6km)】
※72Kと同じコースのため、38Kのエイドは第3エイドから。
初めの5kmはほぼ平坦。道が細かったので1列で走る。
あまり順位の変動はなく、走り出したときに近くにいたランナーと一緒に走る。
6km当たりでコースの最高地点1650mくらいへ!
(通り過ぎてから気がついた)
その後は一気に下る。
前の人と離れすぎないようにして、良いペースを保つ。
スピードが出る。怖い。(ビビリ)
第3エイドでは給水をして、すぐ出発。「がんばってね~」と声をかけてもらえて嬉しかったです。
走り出しながら、足つりを予防するためにMag-onを補給。
【第3~第4エイド(24.1km)】
ここから徐々に登りが出てくる。
レースプランどおり、ふくらはぎをなるべく使わずに登る。
19km地点からの下りで、足首を捻挫しかけたものの、それ以外は順調に走れたと思う。
捻挫しかけてからビビりすぎて集中力がMAXになる。
特に辛かったのは21km付近の階段地獄。
登っても登っても、まだまだ階段が出てきた。
かなりふくらはぎが疲れたため、途中途中でストレッチをして、足つりを予防。
早い段階でのストレッチは本当にしておいてよかったと思います。
登りきってエイドが見えたときは嬉しかった!
ここでもあまりゆっくりせず、コーラだけ頂いた。
トレイルで飲むコーラってなんであんなに美味しいんだろう。
他にもフードを勧めて頂いたのに、食べられなかったのが残念です。
走り出しながらMedalistを水に溶かしたドリンクをボトルに入れ替え、Medalistのジェルも補給。
【第4~第5エイド(29.9km)】
なんとか3時間で25kmまでこれていたので、ここからペースを落とさなければ5時間を切れると気持ちを奮い立たせる。
最後の難所26~27km地点の登りを登り終えて、脚にはかなり疲労が溜まっていました。
このときもずっと一緒に女性ランナーさんが登ってくれて、感謝しかないです。
ロードになったところから徐々にペースを上げて、第5エイド到着!
いよいよ最後のエイドか、と感慨深かったです。
第5エイドでは、「あとちょっとだよ、がんばれ!」とボランティアの方にハイタッチまでしてもらい、パワーを貰って半泣きでゴールを目指す。
走り出しながら、最後のジェルを補給。
【第5エイド~ゴール】
最後もレースプランどおり、なんとか走る。
特にラスト5kmからは、5時間切ることを考えて、必死に脚を動かしました。(半泣き)
72Kを走ってきた猛者たちの中には、私より全然速いペースでラストスパートをしている人もいて、驚きと尊敬。
沿道の方から「おかえりなさい!」と声をかけてもらいながら、最後は笑顔でゴールできました。
タイムは4:55’50、目標も達成できてとても嬉しかったです。
なにより走りきれたことが、こんなに嬉しいなんて。
コース、運営など
コース
コースは、トレイル率が約75%と、約4分の1がロードでした。
私のように普段ロードを走っているランナーには、相性がよいコースだと思います。
ただ、トレイルの走力がもっと必要だということは感じました。
特に登り。今回はほとんど歩いてしまいましたが、もう少し走って登れるようになれば、まだタイムは縮められそうです。
運営
今回は、事前にしおり・コースマップが送付されていたのですが、必携品の準備期間にも余裕があるくらい早めに届きました。
前日の受付もスムーズで、レース中もなにも困ったことがありませんでした。
このような大会を運営するのは、並大抵のことではないと思います。
本当に多くの地域の方や、スタップの方のおかげで、自分は今回、思い出に残るレースを走ることができました。
沿道で声をかけてくれる方も、ランナーの安全のために、交通整理をしてくださる消防・警察の方もエイドのスタッフの方も、みんなから応援の言葉をかけてもらって、本当に力になりました。
ありがとうございました。
また今回お誘いいただいたうえに、宿・車の手配等していただいた先輩方にも感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました!
今後も感謝の気持ちを忘れずにレースに参加していきたいと思います。